【プロジェクト】16年10月インドネシア・ユース響第2回定期演奏会開催について

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弊社アーティスト阿部加奈子が音楽監督を務めるインドネシア・ユース交響楽団がインドネシア・ジョグジャカルタ・サナタ・ダルマ大学オーデトリウムにて、2016年10月9日(日)19:30より演奏会を実施いたします。

インドネシアのオーケストラの多くが、その演奏レパートリーをポップス音楽や舞踏音楽としており、クラシック音楽を専らのレパートリーとするオーケストラは数えるほどです。こうした背景の中、「インドネシア・ユース交響楽団(IYSO)」はクラシック音楽を奏でたいと願う若者達により昨年結成されました。

本年は楽団の組織再編に伴い、開催が直前まで危ぶまれましたが、音楽監督の阿部加奈子自らの陣頭指揮と刷新されたメンバー達の努力により無事に開催される運びとなりました。

また、楽団の副指揮者であるアルフィアン・エミル・アディティアが、来年度よりチェロのさらなる研鑽のため、ヨーロッパへ留学いたします。本年は、彼がインドネシアでこれまで培ってきた音楽の集大成を披露するため、「ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調」のソリストとして出演いたします。

【演奏曲目】
イブ・サダ(アディ・ミス編):Tanah Airku
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調*
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調

指揮:阿部加奈子
チェロ:アルフィアン・エミル・アディティア
インドネシア・ユース交響楽団

協賛:Hideomi Aoki、Friends of IYSO、ハイアット リージェンシー ジョグジャカルタ他
特別協力:フィルハーモニア・チューリッヒ、東京交響楽団、東油商事合名会社音楽事業部
後援:在インドネシア日本国大使館

このたびの演奏会を実現するため、クラウド・ファンディングにて6,000ユーロの寄付を呼びかけ、資金調達を無事に達成することができました。インドネシア・ユース交響楽団に代わりまして、この場にて、ご協力くださいました皆様へ心よりお礼を申し上げます。

またかねてからの懸案事項である楽器調達につきまして、楽器購入を目的とした寄付が1件ございましたこと、また東京交響楽団様よりシンバル2セットを寄贈いただけることになりましたことを合わせてご報告申し上げます。